ツアー・ステーション代表 加藤広明です。

7泊8日「我が家同然」のようにして1週間過ごしたVIKINGをいよいよ下船する日がやってきました。

特にリバークルーズは、乗客が僅かに100名足らずな故に乗組員の親身なおもてなしや密なコミュニケーションで過ごした分、独特な一抹の寂しさを感じるのは私自身はもちろんお客様も同様の面持ち。 

ラクラク下船もリバークルーズの特徴

また外洋大型クルーズ船と異なる大きな部分は、なんといっても下船日にも大いに感じるところ。

大型クルーズ船ともなるとスーツケースの数も何千個となるので、下船前夜のPM10:00頃にはキャビンの外に出さないと間に合わない。

しかしリバークルーズ船の場合は、乗船客それぞれのフライト時間に合わせるため約6時間ほどの間にばらばらで下船するので、スーツケースはなんと出発の僅か30分前にキャビンの外に出せば良いのだ。

したがって、さっきまで着用していたパジャマ、今日来ていく服、化粧品なども、全ていつもの朝と変わらず身仕度を整えてからスーツケースに全て収納し部屋の外に出せば良いので、本当に最後の最後までゆったりしていられるのもリバークルーズの大きな利点です。

また今回は極少人数の旅だったため、 ミュンヘン空港までの送迎車は、事前に私自身で手配したMersedes Benzのミニバンで楽ちん移動。
お客様も最後までプライベート感覚で、他者への気遣いもなく心身ともに疲れ知らずです。 

ハンガリーブダペストから出港し、スロバキア、オーストリア、チェコ、ドイツと中欧5ヵ国のX’masマーケットをマリア・テレジア縁の地を訪ねながらのドナウ河リバークルーズ530kmの旅もそろそろ終焉の時-

今回ご一緒させていただいたお客様にとって、一生の想い出になれば幸いです。
そして、次回ご一緒するのはセーヌ河?ローヌ河?
またどこかの船上でお会いしたいと心から願って止みません。