最後の寄港地 パッサウ

ツアー・ステーション代表 加藤広明です。

最後に訪れるのは、ドイツ南東部 バイエルン州の都市パッサウ。ドナウ、イン、イルツという三つの河川が合流する街で、古くから水運が発達し繁栄してきた場所。

ここパッサウで必ず訪れたいのが、中世の面影が残るバロック様式の「聖シュテファン大聖堂」です。

これまで約1,000日のクルーズ添乗で、ドイツケルン大聖堂、メルク修道院、ノートルダム寺院、サンティアゴ・デ・コンポステーラ…実に多くのヨーロッパ圏の大聖堂、修道院をご案内してきましたが、ここだけは入って直ぐに息を呑む荘厳なバロック教会に圧巻!

聖シュテファン大聖堂

これまで約530Kmのドナウ河沿いにある世界遺産登録されている数々の修道院、教会とは群を抜く荘厳なバロック建築、天に召される如くのフレスコ画… 今回の旅「大ドナウ圏をマリア・テレジアと共に歩んだリバークルーズ」を締めくくるには最高の寄港地です。

そして、フレスコ画の天井画の奥にある、威風堂々とした姿のパイプオルガンは、教会オルガンの中では世界最大級の大きさ。
一番長いパイプが11メートルを超える長さであるのに対し、一番短いものは1センチメートルにも満たないという、長短の差が大きいパイプの造りも必見のポイントですが、なんといっても17,974本もの パイプが奏でる荘厳な音の響きは圧巻です。