乗船前に大切なこと

ツアー・ステーション代表の加藤広明です。

この10年ほど、アドヴェントの季節にはドナウ河クルーズへお客様のエスコートで訪れていますが、必ずリバークルーズの場合には乗船日と下船日にオーバーナイトステイ( 寄港地でが1泊以上停泊すること )するクルーズ船を選ぶようにしています。

大抵の日本発のヨーロッパ便はヨーロッパに夕方~夜到着なので、そのままリバークルーズ船をホテル代わりに使えるからという理由では決してありません。
オーバーナイトでもあえて1日前から港近くに泊まり、まだゆったり下船組がいる状態から乗船する。11:00頃ともなると流石にゆったり下船組もいなくなり船内はとっても静か―。

客船選びに大切なこと

ラウンジ、レストラン、キャビンなど船内をご案内し、昼前には「キャビンは整ったので、いつでもどうぞ!」と、いつもの気が効くホテルマネージャー!

フライトと出港が間に合うからと大抵の企画は前泊なしの「慌ただしくディナーを済ませた後で荷解き」の状況と、「荷解きした後で初日の昼からワイン片手にランチ」の状況とでは、“旅の余韻”が最後まで違います。
これは実際にお客様とご一緒に双方経験してみないと分からないかもしれませんね。今や人生80歳時代…その中のたった一日で、リバークルーズの印象はかなり異なるのです。

またさらに重要なことは、下船組が残る時間にも拘わらずかなり早い乗船組を「welcome on board!」と心から全スタッフが思ってくださるおもてなし重視の船か否かは、クルーズパンフレットやクルーズ専門誌の何処にも記載されていない、 私自身がまさに今ここで体験し初めて自信をもってお伝えできる “真の情報”です。

リバークルーズも外洋クルーズ同様に約400隻が航行する時代。その中から皆様自身に合ったリバークルーズ船選びは、非常に重要ですね。

約350日のリバークルーズ経験と手配歴は国内で比類なき領域です。
リバークルーズのことならば、先ずはお声がけいただけたら幸いです。